「へバーデン結節」の治療と進行予防で重要なポイントお伝えします。

へバーデン結節

へバーデン結節の治療について

浜松 へバーデン結節 治療

人差し指の第一関節(DIP) が変形し、指のこわばり、強く握ることが困難で箸を握ったり、字を書く際に痛みがあると、お悩みの方が来院されました。

まず指の変形、痛みが何の病気で起こっているのか整形外科でレントゲン、血液検査で「へバーデン結節」と診断してもらいました。

へバーデン結節の場合の痛みは、ある一定期間を過ぎれば治まることが多いのですが(多少変形は残りますが)、関節リウマチは進行性の多関節炎ですので、診察やX線検査のほかに、血液検査などを行うことで早期に診断し、早期から治療することが重要です。

へバーデン結節とは?

浜松 へバーデン結節

指の第1関節(DIP関節:1番指先の関節)の背側にできる膨らみを指し、この病気を1802年に報告した英国の医師William Heberden博士の名にちなんでヘバーデン結節と呼ばれています。

現在この指のふくらみは年齢に伴う変形性関節症と判明しています。

変形性関節症とは、関節の表面を覆う軟骨の老化や摩耗によって、骨に直接負荷がかかり、骨が徐々に変形する加齢性の疾患です。

へバーデン結節の進行予防で重要なのは「炎症の沈静化」

へバーデン結節の治療は、安静と対症療法(保存治療)が中心となります。

腫れや熱感・痛みが強かった為、消炎鎮痛を目的にインディバのResモードで痛みの鎮静化を図りました。

進行予防として炎症を早期に沈静化させることがとても重要です。

「へバーデン結節」と診断がついても加齢性の疾患であるため、痛みを我慢しておられる方も大勢おられるようです。

最近、指の痛みや変形で悩んでいるといった方は是非一度ご相談ください。

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